【6月】旬を楽しむシリーズ:アスパラガス編

旬を楽しむシリーズ

新しく作ったカテゴリーの「旬を楽しむシリーズ」。

先日、農薬・化学肥料を使用しない
自然農法で育った北海道産の
アスパラガスを1kg購入したので、、

今回は、、、

尊敬する料理家、辰巳芳子先生の著書、
「続・あなたのために」の中にも掲載されている
アスパラガスのポタージュを作ってみました。

辰巳先生のレシピでは、
必ず、良い食材、良い調味料を
使用することを推奨されています。




アスパラガスは、春頃から芽を出し始め、
秋まで収穫することができる野菜で、
春から初夏にかけてが最盛期となり、

日本国内でダントツの収穫量を誇る
北海道産のアスパラガスは、6月に
旬を迎えるのだそう。

一方、本州産のアスパラガスは、
北海道に比べると気温が高いこともあり、
5月頃に旬を迎えるということです。

今回は北海道産のアスパラガスを購入しましたが、
時期毎に、旬を迎える産地のものを選んで
購入するのが良いかと思います。

その購入したアスパラガス1kgというのがこちら。

大量です。。。

このアスパラガス1kgのうち、
700gを使ってポタージュスープを作ります。

辰巳先生のスープのレシピは
基本10人前の分量で作られていて、
10人前の量が最も美味しく
作ることができる量なのだそうです。

我が家は主人と2人暮らしのため、
10人前食べきれるかなぁ。と思いつつも、
レシピに忠実に作ってみることにしました。

まずは、玉ねぎをみじん切りにして、
アスパラガスは根元3〜4cmの
硬い部分の皮だけを剥き、
はかまも取り除きます。

アスパラガスの根元の皮剥きや、
はかまを取るのには、前回の記事でも
ご紹介しましたロベルト・ヘアダー社の
「ゼルボの皮むきナイフ」を使用しました。

関連記事:【6月】旬を楽しむシリーズ:実山椒編

さてさて、、

ここまで出来たら、次は
アスパラガスを3つに切り分け、、、

皮を剥いた根元の部分は約1cm、
中央の部分は約2cmずつに切り、
ポタージュに使用します。

穂先の部分は塩ゆでして、
ポタージュの浮き身として使用します。

辰巳先生のレシピでは、蒸らし炒めという
手法がよく出てくるのですが、、

この蒸らし炒めという手法は、
加熱していないお鍋に玉ねぎと
オリーブオイルを入れて、
玉ねぎにオリーブオイルをしっかりと絡める。

それから火をつけ、鍋に蓋をして、
弱火で蒸らしながら炒めるというやり方で、
こうすることで、油が食材を完全にコーティングして、
ムラがないのだそうです。

そんな訳で、このアスパラガスのポタージュも
玉ねぎのみじん切りを蒸らし炒め、その後、
アスパラを加えて蒸らし炒めという流れで
スープ作りが進んでいきます。

そして、、、

辰巳先生のアスパラガスのポタージュの
すごいところは、粘りのないアスパラガスの
つなぎとして、ジャガイモやベシャメルソース
などではなく、お粥を使うというところ。

なので、鍋でスープを作りつつ、
同時進行でお粥も炊いていきます。

アスパラガスは色が変わりやすいので、
素早く料理していかないといけないのですが、、、

アスパラガスに7分どおり火が通る頃に
お粥が炊き上がる様にタイミングを合わせないと
いけないというところに結構氣を使いました。

が、なんとか同時進行でタイミングを
合わせることができました。

お粥が炊けたら、蒸らし炒めしている鍋に
お粥を加えて、鶏のブイヨンを加えて、
煮ていきます。

今回使用した鶏のブイヨンは、
辰巳先生の著書でも紹介されていた
日本スープ株式会社の「チキンクリアDX」

日本スープ株式会社のチキンクリアDXは、
お刺身で食せる程鮮度の良い国産の丸鶏を
使用して炊き出した無添加の贅沢な鶏だし。

この鶏のブイヨンを加えて、アスパラガスに
火が通ったら、粗熱をとって、ミキサーにかけ、
2重網のざるで濾して、、、

牛乳を加えて塩で味を整え、、

塩茹でしておいた穂先を浮き身にして、
盛りつければ、アスパラガスのポタージュの完成です!

つなぎにお粥を使用しているため、
全く重たい感じがなく、お米の優しい甘みと、
アスパラガスの風味がよくわかり、
素材の味が充分に感じられ、
何杯でも飲めてしまうスープでした。

これは、小さいお子さんから
お年寄りまで安心して頂ける、
本当に優しいスープだと思います。

主人も美味しい美味しいと
喜んで結構飲んでくれまして、

10人前のスープを果たして2人で
飲みきれるだろうかと心配しましたが、

3日程かけて、2人で3杯ずつ飲んで
完食できてしまいました。

アスパラガスは、アミノ酸の一種である
アスパラギン酸を多く含む他、ルチン、
葉酸、ビタミンB群などの成分により、
疲労回復や美肌効果、免疫力アップなどが
期待できる野菜ですが、これらの成分を
効果的に摂取するには、やはり、「旬」の
時期に頂くことが一番だと思います。

そして、

家での食事というのは、自分で
材料を選択できるというメリットがあります。

「食べることは生きること」とよく言いますが、
まさにその通りだと思います。

でも、私自身はただ食べられたら
何でも良いということではなく、

自分が口にする食材がどんな素性の
食材なのか。というのをしっかり自分で吟味し、
納得した上で、食べたいものを食べる。というのが
良いと思っておりまして、

暮らしのベースには、必ず、
良い食材、良い調味料を置き、

「命を育む」ための食事を
いつも心がける様にしています。

これは、アトピーで苦しみ、
食べ物を通してアトピーを
克服した経験を経て、

アトピーが私に教えてくれた
ひとつの答えです。

ではでは、また!

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