取り組んだデトックス 肌断食編

健康自主管理

「天然生活はじめました」に
お越し頂きましてありがとうございます。

突然、過呼吸発作を起こし、
自律神経を大きく乱してから
約2年が経過しました。

つい数ヶ月前までは、
一週間のうち調子の悪い日がほとんどで、
合間に1〜2日調子の良い日がある。
という具合だったのが、

最近は、逆転して、
調子の良い日が続いていて、
合間に1〜2日、なんとなく
調子が悪いなって日がある。
という具合に変化してきました。

自律神経を乱してから、
原因がわからずに、
なんとか体を立て直したいと
自分なりに色々と調べて
取り組んだことがいくつかありまして、

今も続けていることもあれば、
辞めたものもあるんですが、
答えを求めてもがくあまり、
迷走してしまったことも含めて、

自分で経験して学び得ることが
できたという意味では、どれも
無駄ではなかったんじゃないかと
今では、そんな風に思える程、
心にも余裕が出てきていますので、
取り組んだことについて
少しずつ紹介していければと思っています。

その中から、今回は現在も実践中の
「宇津木流 肌断食」について。

「宇津木流 肌断食」とは、
日本では数少ないアンチエイジング治療専門の
美容形成外科医である宇津木龍一先生が
提唱するスキンケア法のことなのですが、

宇津木流スキンケアの基本は

「つけない・こすらない・洗いすぎない」

この3つ。

毎日行う洗顔は、
肌を極力こすらない「水洗顔」のみ。

そして、顔を洗った後は、
化粧水も乳液もクリームや美容液も
な〜んにもつけない。というもの。

なんですが、

この「肌をこすらない」「洗いすぎない」
って言うのが、案外難しい。

難しいというか氣になって、
ついこすりたくなってしまうんですね。

肌断食を始めた頃っていうのは、
今まで化粧水やクリームを
つけていたのをやめて、
何もつけなくなるわけですから、
当然、洗顔後の肌はつっぱったり、
乾燥したりして、皮がめくれたり、
肌がザラザラしたりしてくるんですね。

そうすると、

こすったらダメだとわかっていながら、
つい皮をめくってしまったり、
お風呂に入った時にバシャバシャと
顔をこすり洗いして、角質をむりやり
剥がしてしまったりってことを
私の場合はやってしまってました。

ブログで肌断食のことを
紹介したいと思って、
最近また宇津木先生の本を
改めて読み返していた時に、
「こすらない」っていうのを見て、
「あ、そうだった。忘れてた!」って
思い出したくらい。笑

それでまた、最近はこすらないように、
氣をつけながら洗顔しています。

洗顔後は何もつけないのが基本なんですが、
肌の乾燥や、つっぱりが氣になって、
どうしても皮膚に何かつけたい時には
ワセリンをほんの少量つけるというのが
宇津木流。

その少量ってどんな量かというと、
綿棒の先にちょっとすくってとれる程度、
米粒の半分ほどの量。

それを両方の手のひらで
よくのばしてから、
必要な部分にのみ手のひらを
押し付けながらつけます。

この時に注意したいのは、
いくら肌のつっぱりや乾燥が
氣になったとしても、
ワセリンのつけすぎは禁物なんですね。

肌に必要な分だけつける技を身につければ、
ワセリンほど肌にやさしく、
効果的な保湿剤はありません。
使い方を習得してください。と
宇津木先生は本の中で述べています。

そして、ワセリンをつける時も、
決して強くこすったり、
塗りつけたりしないこと。

こすると肌にダメージを与えるので、
「押しづけ」にする。

ワセリンはつけたままでも
酸化して肌に害を及ぼすことが
ほとんどないのだそうで、

石鹸などで落とす必要はなく、
水洗顔だけで十分なのだとか。

宇津木先生のスキンケア法は、
やけどの治療を基礎とした
形成外科式スキンケア法である点が最大の特徴。

形成外科医が、やけどした皮膚を保護したり、
乾燥を防ぐために安心して使えるのは、
ワセリンか生理食塩水だけなのだそう。

それ以外は細胞に毒として
作用する副作用があることが多い。と。

特にクリームやローションは、
やけどでバリアを失った皮膚にとっては
毒性の強い異物でしかなく、

健康な肌にクリームをつけた場合でも、
皮膚のバリアを壊して肌を乾燥させて
毛穴に入ると刺激し炎症を起こすんですって。

宇津木先生の美容ドックに訪れる
患者さん達の肌はまさに
この症状だったのだそうですが、

宇津木先生の美容ドックに訪れる
患者さんというのは、
人一倍美容に関心があって、
日頃から肌のお手入れを
しっかりしていて、見た目は
しっとりと潤いのある肌に
見える人が多いのだそうですが、
そういう人ほど、マイクロスコープで
肌の状態を確認すると、
炎症を起こしていたりするのだそう。

「宇津木流 肌断食」とは、
宇津木先生が、自身の美容ドックに訪れる
患者さんの様々な肌の状態を観察しながら
治療してきた経験から生まれたスキンケア法。

本の中で素敵だなと思った
エピソードがあって、

宇津木先生がこれまで診てきた
患者さんの中で、一番綺麗な肌を
していた女性は80歳を
少し過ぎていた方だそうですが、

白い肌はふわふわとやわらかく、
頬のあたりはうっすら
ピンク色に染まっていて、
マシュマロの様な肌の方だったと。

このエピソードを読んだ時に、
私も80歳になった時、
こんな肌でいたいと思いました。

その方は長年「うぐいすのふん」で
顔を洗っていたのだけれど、
だんだんと手に入らなくなってしまい、
それからはずっと水だけで顔を洗う様になり、
化粧水やクリームは一切つけず、
水で洗う以外は何の手入れも
してこなかったというのです。

お化粧も水で洗える
「水おしろい」にしたというお話でした。

生まれもったものもあるでしょうが、
この美しさを80歳を過ぎても
保ってこられたのは、
化粧品を過剰に使ったスキンケアを
一切してこなかった為だと
宇津木先生は分析しておられました。

実は、宇津木流スキンケア法については、
ネットで調べたりして以前から
興味は持っていたんですが、

何もつけないということに
まだ少し抵抗もあったし、
いやいや、女性として、
スキンケアだけは手放しちゃいけない。
おろそかにしてはいけない。っていう
思い込みを捨てきれずにいて、
なかなか行動に移せずにいました。

なのに、なぜ実践する氣になったかというと、
きっかけは主人の肌をずっと見てきたこと。

主人は、お風呂上がりや洗顔後、
化粧水もクリームも、
もちろん日焼け止めも一切つけずに、
夏は紫外線浴びまくり、
日焼けしまくりの生活を送っているのに、
肌は適度に潤っていて、
触ると柔らかくてスベスベしていて、
シミやシワもほとんどない。

主人の年齢は現在47歳なのですが、
30代くらいに思われることが多く、
年齢を伝えるといつも驚かれるのだそうで、
少し前には、若い人に
「30代前半くらいだと思ってました!」と
言われたそうで、、、

すごいですよね!

一方、私はといえば、
これまで10年以上、肌に良いものだと信じて、
食品グレードのオーガニック認証を受けた
お肌に安心のスキンケア製品を使ってきました。

商品自体素晴らしいもので、
植物や精油の香りにも癒やされたし、
つけ心地もとても満足していました。

スキンケアを辞めた今でも
素晴らしい商品だと思っています。

でも、主人の肌を見て、
本当は何もつけなくてもいいんだろうなと
いうことにも薄々氣づいてはいました。

けど、なんとなくそれを
認めたくなかったんでしょうねー、きっと。笑

化粧水やクリームをつけなければ
肌が乾燥してシワが増えちゃう!という
私の中の固定観念を手放せずにいたんですね。

それが、自律神経失調症になって、
どうにか体を立て直したいともがく中で、
なんだか急に、全身デトックス
してみたいという氣になって、
肌も一度リセットしてみるか!って、
宇津木先生の本をまず読んでみる
ことにしたのですが、

読み始めたら、皮膚の構造や
なぜ化粧水やクリームが必要ないのかなど
専門的なことをとてもわかりやすく
説明して下さっていたので、
私の様な素人にも理解できる内容で、
抵抗なく始めることができました。

肌断食を始めるにあたって、
不安がなかったわけではないんですが、
一時的に肌がボロボロになったとしても
結果的に私の肌は何もつけずに
どこまで飛躍できるのかということにも
興味があったし、

なによりも自分の体に備わっている
自然治癒力がどこまで発揮されるのか
見てみたいという氣持ちもありました。

そんなこんなで、肌断食を始めて、
約1年2ヶ月が経った訳ですが、
現在の私の肌の状態はというと、
部分的に乾燥していたり、
角質が厚くなってザラザラしている
箇所があったりして、常にお肌が
スベスベサラサラというところまでは
まだたどり着けていません。

が、、

基本的には化粧水やクリームを
つけていた頃と特に変わりない肌です。

化粧水やクリームをつけていた時は、
化粧水やクリームのおかげで肌は
潤っている様に見えていましたが、

今は、何もつけていないので、
洗顔後はやや乾燥していますが、
自力で水分や油分の調整が
出来る肌になってきたのか、
少し時間がたてば、肌は潤ってきて、
触るとサラサラしていて柔らかいです。

実際、化粧品やクリームなどをつけて、
肌の表面をベタベタにしていると、
角質細胞は乾燥せず、カールもできないので、
はがれにくくなって、新しい細胞が
生まれにくくなります。
なので、皮膚表面は多少乾燥してる方がよい。

肌はやや乾燥気味でサラサラしている方が
角質細胞が剥がれやすい。

理想の肌は、「しっとり」ではなく、
「サラサラ」なのだそう。

理想の肌まではもう一息って感じだけど、
いよいよ私も理想の肌に近づきつつあるかも。
なんて楽しみに思う今日この頃です。

肌断食を始めて半年くらいは、
肌がボロボロになったんですけど、
不思議とやめようとは思わなかった。

そのうち、だんだんと肌が落ち着いてきて、
今はほとんどトラブルが
なくなってきたかなという感じです。

ちなみに、肌断食を始めた頃や冬の間など、
肌がどうしてもつっぱる時や、
乾燥がひどい時には
ワセリンをつけていましたが、
最近、ワセリンは使っていません。

洗顔後は本当になにもつけずに
過ごしています。

洗顔後、肌になにもつけないなんて、
それこそシワだらけの顔に
なっちゃうんじゃないかと
思っていましたが、実際やってみたら、
全然そんなことはなく、

自力で保湿できる肌になったのか、
シワもシミも増えたなって実感もなければ、
むしろ今の方が肌がやわらかくて、
ふっくらした感じ。

そして、、

日焼け止めとファンデーションに関しては、
私の場合、10年以上前からつけない習慣だったので、
相変わらず今も日焼け止めはつけていないし、
ファンデーションもしていません。
でも、シミだらけの肌でもないんですよ。笑

メイクは石鹸で落とせる
オーガニックの化粧品を使っていて、
アイブロウ、ハイライト、アイシャドウ、
チークと口紅というポイントメイクです。

メイクを落とす時だけ石鹸を使って
洗顔するんだけど、こすらずに
手のひらで泡立てた石鹸で押し洗いするだけ。

肌断食を始めて、自分の肌の変化と
向き合った結果、化粧水やクリームを
つけなきゃいけない!っていう
私の中の固定観念はみごとに崩壊しました。

肌断食を実際にやってみたことで、
今まで自分が築き上げてきた
「これが正しい」という思考を
一旦手放してもう一回ゼロから
考え直してみようと
思えるきっかけにもなりました。

途中、本当に肌がボロボロに
なった時期もあったけど、
続けることで確実に肌は良い方向に
変化してきているので、とりあえず
このまま肌断食を続けていくつもりです。

肌断食を始めるにあたって、
参考にさせて頂いたのはこの2冊。

宇津木龍一先生の
「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」


宇津木先生の本では、
私たちの肌の構造がどうなっているのか、
化粧水やクリーム、化粧品や日焼け止めを塗ることで、
肌はどんな風になるのかという
専門的な部分をとてもわかりやすく
説明してくださっていて
抵抗なく始めることができたのは、
宇津木先生の本で肌のメカニズムを
理解することができたのも大きい。

そして、、、

平野卿子さんの
「肌断食 スキンケア、やめました」


平野卿子さんの本は、
平野さん自身の肌断食の記録、
約1年間の肌の変化が時系列で綴られていて、
平野さんの肌の状態が変化していく様は
自分が肌断食を始めるにあたっての
心がまえとしてとても参考になったし、
何よりも平野さんの文章がとても素敵でした。

肌断食をやってみようとお考えの方には、
是非この2冊をおすすめします。

以前の私は本を読んだだけで、
知識を得たつもりになっていたけど、

本を読んだだけだと、
著者自身が導き出した答えや
考えを知ることが出来るだけで

自分で実践して得る答えや考えには
決してたどり着けません。

実際にやってみることでしか、
自分なりの答えというのは得られない。

だからこそ、
迷ったらとりあえずやってみるって
とても大事なことだなぁと最近つくづく思います。

合わなければやめればいいし、
合えば続ければいい。ただそれだけ。

シンプル イズ ベスト!です。

って、偉そうに言ってますが、
これは私自身へのメッセージでもあります。

今まで、すぐに行動に移すってことが
苦手でやってこなかったので、
これからの人生の課題にしたいなぁ、と。

行動することで、自分の世界を
どこまで広げることが出来るんだろう
という探究心が湧いてきています。笑

今後も体験して得た私なりの考えを
このブログでシェアしていければと思いますので、
お時間ございましたら遊びにいらしてください。

私の日常の体験は、
ひとつのサンプルに過ぎませんが、
このサンプルをシェアすることで、
少しでもあなたのお役に立てることが
できれば幸いです!

今回も長文にお付き合い頂き、
ありがとうございます!

ではでは、また!

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