日本で一般的に販売されている歯磨き粉には、
ラウリル硫酸ナトリウムと言う成分が
含まれているものが多くあります。
ラウリル硫酸ナトリウムは、
乳化剤や発泡剤、洗浄剤として、
日用品では歯磨き粉、シャンプー、
髭剃りクリーム、リキッド
ファンデーションなど、、、
医薬品では薬・サプリメントの
カプセルなど、工業用としては
ガレージのフロア用洗剤、
エンジンの油落とし洗剤、
洗車用洗剤などの多くの
用途に使用されている
合成界面活性剤の一つです。
このラウリル硫酸ナトリウムは、
口内粘膜から吸収しやすく
ダイレクトに血管に入って、
15秒で心臓に達するとか、
目の裏に蓄積されるので、
最近若年性白内障が
多くなってきているとか、
肝臓に蓄積されるとか、
女性の場合は子宮に蓄積されるとか、
発がん性があるとか、舌の味蕾を
破壊して味覚障害を起こすとか、
ネット上でも色々取りざたされている
成分なので、ご存知の方も多いと思います。
発がん性については、問題ないと
化学的に証明されたとか、
ドイツではラウリル硫酸ナトリウムは、
人体に有害なので使用禁止になってるとか、
摂取するのは極微量だから問題ないとか、
アメリカではラウリル硫酸ナトリウムは
6歳以下の子供用品への使用を
禁止しているとか、賛否両論あって、
結局何が本当なのか、
よくわからないところもあります。
ただ、我が家では
ラウリル硫酸ナトリウムが
含まれる歯磨き粉は使用していません。
ラウリル硫酸ナトリウムが
含まれる歯磨き粉を使わなくなったのは、
歯を磨いた後に口の中がスースーして、
何かものを食べると、変な味がするから。
結局、食べ物絡みかよwww
我ながら食い意地の強さに関心しますが、
歯磨きの後、味の感じ方が変わるのは、
ずっとミント的な成分のせいだと
思っていました。
でも、それこそが、
ラウリル硫酸ナトリウムが、
味を感じる器官である、
味蕾を破壊しているからだと
言う話を聞いたのがきっかけでした。
これが本当かどうかは、正直わかりません。
ただ、国際化学物質安全性カードと言って、
化学物質を扱う人達に用いられることを
想定して作られた、化学物質の健康や
安全に関する重要な情報の概要を
まとめたものがあるのですが、
ラウリル硫酸ナトリウムのカードを
みてみると、強い物質である事は
間違いない様ですね。
もちろん、日用品に含まれているのは、
濃度がかなり薄いんでしょうが、
この安全性カードで、環境中に
放出しないように強く勧告されていて、
エンジンの油落としにも使われる様な
成分が、いくら人体に問題がない
程度に薄まっているとは言え、
自分の口の中に放り込みたいかと
聞かれれば、正直、お断りしたいですね。
よく、ラウリル硫酸ナトリウムが
危険だと言っている人達は、
ラウリル硫酸ナトリウムが
入っていない歯磨き粉を
売りたい人達で、それを
信じている人達はまんまと
騙されているだけだなんて事を言われます。
でも、それは、逆も言える事。
ラウリル硫酸ナトリウムが
問題ないと言っている人達は、
ラウリル硫酸ナトリウムを
使った何かを売りたい人達なのでは?
とか、疑い出せばキリがないですよね。
何が本当なのか?と言う事よりも、
どういうものを自分たちの
身の回りにおきたいのか?
どういうものに囲まれて生活したいのか?
そして、自分の体に合うのはどれか?
と言う事を、きちんと自分の体に
聞いてみると言う事が
大事なのだろうなと思います。
成分がすべて天然だからと言って、
すべての人に問題がない訳では
ないのと同様に、人体に影響が
ない様に作られているからと言って、
すべての人に影響がない
訳ではないのだから、、、
結局のところ、信じられるのは、
雑誌でも新聞でもテレビでもラジオでもなく、
自分の体でしかないと言う事なのでしょうね。
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