数日前に、なんちゅう組み合わせや!と、
思わず自分でも突っ込んでしまう
なんともカオスな晩御飯を作りました。笑
晩御飯のメニューを考えていて、
何が食べたいか主人に聞いてみると、
カレーも食べたいし、カオマンガイも
食べたい!というじゃありませんか。
不思議なもので、そう言われると
自分も食べたい様な氣がしてくるんですよね。
それで、どうせだったら、
両方やるか。って事で、
スリランカ風のチキンカレーと
タイ料理のカオマンガイという
アジアな晩御飯。
この日の晩御飯は、ほぼ野菜なしの
鶏肉料理でしたが、たまには、
こういうのもいいかってことで。笑
まずは、カオマンガイに使用する
鶏もも肉1枚と、カレーに使用する
鶏手羽元4本を、鍋に入れ、
ネギの青い部分、生姜を加えて
スープをとります。
このスープはカオマンガイのタレを
つくる時に使ったり、タイ米を炊く時に
使用したり、カレーをつくる時にも
使うので、大事な工程になります。
中火の弱火くらいの火加減から始め、
沸騰する直前で弱火にして30分程茹でます。
途中でアクがたくさんでてくるので、
こまめにアクを取り除きます。
30分程すると
この様な状態になります。↓↓
ここまで出来たら、とりあえず、
これで半分完成みたいなものです。
鶏もも肉は
カオマンガイに。
スープはお米を炊く時、
カオマンガイのタレ、
カレーを作る時に。
手羽元はカレーに。
それぞれ活用します。
続いて、先ほどとった
鶏スープでお米を炊きます。
我が家では結婚当初から、
炊飯器のない生活を送っている為、
今回、お米は鍋で炊きます。
普段は土鍋でお米を炊いていますが、
なぜか、タイ米やバスマティ米を
土鍋で炊くと、べちゃっとした
炊き上がりになってしまうので、
今回は、土鍋ではなく
ステンレスの鍋で
炊いてみることにしました。
今回使用したタイ米はこちら
白米を頂く時には、
お米に付着しているぬかや
汚れなどを落とすために、
数回程度お米を研ぎますが、
タイ米は、研ぎすぎると
タイ米の持つ香りが薄れてしまうので、
研がずに炊き始めるか、汚れなどが
氣になる場合は、1回だけささっと
すすぐ程度です。
今回は、1度だけさっとすすぎました。
タイ米を炊く前に、
ココナッツオイルに
にんにくと生姜を加えて
弱火で炒めておきます。
我が家で使用している
ココナッツオイルはこちら
コールドプレス製法(低温圧搾法)で
抽出されたオーガニックココナッツオイルです。
ココナッツオイルと一言でいっても、
製法などにより、含まれる成分は異なります。
コールドプレス製法で抽出された
ココナッツオイルには、ココナッツが
本来持つ栄養素が多く残されており、
トランス脂肪酸などの不純物が
一切含まれていません。
なので、ココナッツオイルを選ぶ時には、
ラベルを確認して購入することを
おすすめします。
また、ココナッツオイルは25度以下だと
固まる性質を持っているため、
冬は上の写真の様な感じで白い塊になっていますが、
温めるとちゃんと液体の油に戻ります。
にんにく、生姜と一緒に
ココナッツオイルを塊ごと投入!
↑ずぼらな性格ですみません。汗!
で、ココナッツオイルに
にんにくと生姜の香りが移ったら
火を止めて、タイ米、ネギの青い部分、
砂糖、塩、胡椒少々、最初にとっておいた
鶏スープと一緒に鍋に投入します。
蓋をして、強火で炊き始め、
沸騰してきたら弱火で15分くらいでしょうか。
さて、続きまして、
お米を炊いている間に、
カレーづくりに入ります。
今回のカレーは、ライスは
タイ米を使用した、スリランカ風
チキンカレーというややこしいカレーです。笑
まずは、カルダモン、シナモンスティック、
クローブ、鷹の爪を使いまして、、、
鍋に上記のスパイスを入れ、
ココナッツオイルを加えて
弱火で炒めていきます。
オイルに香りが映ってきたら、
にんにく、生姜を投入し、
更に、粗みじん切りにした
玉ねぎを投入して玉ねぎが
しんなりするまで炒めます。
玉ねぎがしんなりしてきたら、
カレーのスパイスをお好みで
いろいろと加えるのですが、
我が家には、本格的な
スパイスが揃っていないため、
今回は、こちらを使用しました。
「カレーの壺」には、もうかれこれ
10年ちかくお世話になっておりまして、
本格的なスリランカカレーを
家で手軽につくることができる上に、
原材料は、化学調味料、動物性原料、
保存料を使用しない無添加食材。
そして、フェアトレード商品でもあります。
このカレーペーストがあると、
スリランカカレーだけでなく、
タンドリーチキンなども
簡単につくることができるので、
あると家庭料理のレパートリーが
広がって便利ですよ♪
そんな訳で、このカレーの壺や、
無添加のトマトソースなどを加えて
更に炒め、ここで、鶏スープを
とった時に使用した鶏手羽元4本を
加えて、鶏スープ少々とココナッツミルクを
加えて煮込みます。
ココナッツミルクも
いろんなメーカーのものが
ありますが、原材料を
見てみると、漂白剤が
入っているものや、乳化剤が
入っているものなど様々です。
今回購入したのは、原材料が
ココナッツミルクのみのもの。
商品を購入する際には、
必ず、原材料の欄を
確認して、どんなものが
入っているのかチェックする癖を
つけることをお勧めします。
さて、カレーも出来上がってきたところで、
お米が炊き上がりました。
土鍋だとべちゃっとしてしまっていたので、
今回、ステンレスの鍋で炊きましたが、
成功です!程よくかためのいい感じに
炊き上がっていました。
お米が炊き上がったので、
あとは盛り付けすれば完成です!
スープをとる時に使った
鳥もも肉1枚を食べやすい様に切り、
ごはんの上にのせます。
本来、カオマンガイはパクチーや
きゅうりを一緒に添えて頂くものなのですが、
残念ながら、きゅうりは今の旬野菜ではないため、
今回は使いませんでした。
そして、生パクチーもなかったので、
フリーズドライのお湯で戻すパクチーを
使ってみました。
でも出来上がりはやっぱり
ボリュームがなく、なんとなく
寂しいですね。
カオマンガイのタレは、
タイの調味料を揃えておくと、
より一層本格的な味になると
思いますが、今回はタイの調味料を
揃えることができなかったので、
数日前に作っておいた
醤油ベースの万能ダレ↓
これは、粗みじん切りにした
白ネギ、生姜、にんにくに
醤油、みりん、酒、塩、胡椒、
砂糖、ごま油などを加えて
漬け込んだものなのですが、
このタレに、最初にとっておいた
鶏スープ少々、お酢、鷹の爪、
みじん切りにした生姜、にんにく
などを加えてカオマンガイの
ソースにしました。
そして、最後はチキンカレーを
お皿に盛り付けて完成です!
この記事を書きながら、
改めてこの日の晩御飯を
思い返してみると本当にカオスです。笑
でも、謎の組み合わせ料理とはいえ、
調味料はすべて無添加の
安心家庭料理ですからね。
たまには、こういうのも
面白くていいかもしれません。笑
それにしても、カオマンガイは
あまり納得のいく出来ではなかったので、
次回はもうちょっと本格的なものに
近づけられる様に頑張りたいと思います。
ではでは、また!
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