先日、近所のお気に入りの
鮮魚店に足を運ぶと、
刺身で食べられる
バイ貝が売られていました。
それも、2個で380円と
言うお買い得商品。
早速購入して、
お造りにしてみました。
「激安」の文字が
まぶしいですねw
さて、これをさばいていく
訳ですが、貝をさばく時の第一関門、
まずは、貝殻から身を
出さなきゃいけません。
お店の様に貝殻を盛りつけに
活用したいなどの場合は、
貝殻にキリの様なもので
穴をあけて、身を引っ張りだす
必要がありますが、
家庭で楽しむだけなら、
貝殻を割ってしまった方が簡単です。
バイ貝の殻はやわらかいので、
包丁の背で貝殻の渦に沿って、
コツコツと軽く叩いてやれば、
簡単に割れます。
ちょっとわかりにくいですが、
肝の方にまだ貝殻くっついてるのが
わかるでしょうか?
こんな感じで貝殻を割って
身を取り出します。
一通り殻を取り除いたら、
細かい殻の欠片なんかが
ついていないか、注意しながら、
一旦水洗いします。
貝殻を全部取り除くと、
こんな感じです。
次に、身の部分と肝の部分を
切り離します。
バイ貝の場合、肝の部分は
生では食べられないので、
塩ゆでや、塩焼きにします。
今回は塩ゆでにしました。
で、忘れてはいけないのが、
唾液腺の除去です。
バイ貝の唾液腺には、
テトラミンと言う神経毒の
1種が含まれており、
吐き気や頭痛、物が
二重に見えるなどの
症状を引き起こします。
症状は食後30分から
1時間程度の早い段階で起こり、
回復も数時間以内と比較的早く、
これまでに死亡例もありませんが、
貝をゆでた程度では分解されないので、
生で食べる時も、加熱する時も、
しっかり取り除いておいた方がよいでしょう。
これまたわかりにくい写真ですが、
赤い丸のあたりが唾液腺です。
実物ではもうちょっと
分かりやすいんですが、、、
この写真ではちょっと
わかりにくいですねww
指で簡単に取り除けるので、
ちょちょいと取り除きます。
で、後は、どんどん
身を薄く切っていきます。
そして、ゆがいた肝と一緒に
お皿に盛りつけて、お醤油と
わさびを添えて完成!
新鮮な魚介類をさばく楽しみ、
新鮮な魚介類を頂く楽しみ、
両方一度に味わえるので、
こういうのはやめられないですね。
うちでは、出来るだけ
丸のままの魚介類を
買う様にしています。
これは、その方が
お買い得だったり、
さばく楽しみがあると言うのも
さる事ながら、やはり、
味が違うんですね。
既にお店でさばいて
並んでいる物は、
身が空気に長時間触れていると
言うのもあって、やはり、
ちょっと味が抜けているんですかね。
丸のままで魚介類を買う
チャンスがあれば、
ぜひやってみて下さい。
近所にそんなお店がなくても、
今はネットで新鮮な魚介類が
買える時代です。
自分でさばいて、新鮮なまま
食べる素晴らしさを知ったら、
やみつきになりますよw
ではでは、また!
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