魚のアラでとる、コク深い黄金出汁

家庭料理

うちでは、魚は丸のまま買って、
自分達でさばく様にしています。

またなんでそんな面倒な事を・・・と
思われるかも知れませんが、

単純に料理をする楽しさと言うのもありますし、
既に切り身になって売られているものに比べて、
身が空気に触れている時間が短いからか、
丸のまま買ってさばく方が断然美味しいんですよね。

そして、もう一つの楽しみが、お出汁。

さばいた後に残った、頭や中骨などの
アラを冷凍して保存しておいて、
ある程度たまったら、そのアラでお出汁をとります。

和食の出汁と言えば、かつお節、
昆布、煮干し、椎茸なんかが一般的ですが、
魚のアラでも、とてもいい出汁がとれます。

手順もとても簡単。

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今回使ったアラは、アコウ、トビウオ、平アジの3種類。

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まずは、このアラを薄塩で焼きます。

ただ、焼いた場合、コクのある出汁が
とれますが、焼いてる時に魚の栄養分が
割と流れ出てしまうので、栄養分を重視したい!

と言う場合は、焼かずに塩をしてから、
20分~30分置いて、熱湯をかけて
霜降りして、すぐに氷水にとる様にしてください。

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で、焼くなり、霜降りにするなりして、
下処理したアラを昆布と一緒に鍋に入れ、
水から強火で煮出します。

今回は2リットルの水で煮出しています。

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沸騰する直前に昆布を取り出します。
中々美味しそうな色になってますねぇ。
昆布を取り出したら、さらに弱火で10分くらい煮ます。

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弱火で10分程煮たら、濾して、完成!
簡単ですね。

上品な味に仕上げたいお料理には
そんなに向かないと思いますが、
お味噌汁やしっかりした味の煮物
なんかには使い勝手がいいと思います。

とったお出汁は、粗熱をとって、
小分けにして冷凍しておくと、
いざと言うときにも使いやすいのでオススメです。

魚なんてさばけねーよ!と言う方も、
鮮魚店でとりあえず丸のまま買って、
お店の人にさばいてもらう前に、

「アラも下さい」と言えば、

大抵の店ではアラも一緒にくれるので、
それを使えばOKです。
是非試してみてくださいね。

ではでは、また!

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